GoodNotesでSwiftWasmの仕事を始めた
近況アップデート
5月の初旬からGoodNotes社で働いている。 GoodNotes社はiPad向けノートアプリGoodNotesを開発しているところ。
実は、去年の10月くらいからGoodNotesの人々がSwiftWasmプロジェクトにコントリビュートしてくれていた。 詳細は控えるが、GoodNotesアプリのコードベースをWebAssemblyにコンパイルして、クロスプラットフォームに移植することが目的。
コミュニティのDiscordでそこそこの頻度で社員と議論していたことで、お互いに顔見知りになり、声がかかったという流れ。
働くモチベーションとしては、
- 自分が育てた技術を使ったプロダクトで価値を届けたい
- (恐らく)現状自分の価値が最も高い環境でどの程度の評価をされるのか知りたい
の2つが大きい。
ロールとしては、プロダクト開発で発生した問題の相談に乗ったり、得られたフィードバックを元に実際に手を動かしてSwiftWasmツールチェインを改善したり、とコンサルタント的な感じ。 大規模なアプリ故のパフォーマンス問題や、製品レベルの品質を達成するための課題など、見えてこなかったポイントが見えてきたので楽しくやっていけそう。
オフィスはロンドンと香港にあるが、割とフルリモートで働いている人が多く、自分も日本からリモートで働いてる。 タイムゾーンを跨いでいるのでコミュニケーションは基本非同期だが、情報共有の工夫やドキュメンテーションの文化のおかげでなんとか働けている。
英語は周りに介護してもらってなんとか…という感じ。
まだ始まったばかりだが、ひとまずここ2週間くらいはチームメンバーからの信頼を得るためにあくせく働いている。